少しずつ暖かくなってきました。春って感じです。夏に向けて何か育てようと考えております。 以前は、プランターで育てていましたが、今年は無料で畑を借りることが出来ました。 プランター栽培という規制が無くなり、何を栽培するか迷っていましたが、せっかく作るのなら高価な物が良いとの事でスイカを育てる事となりました。
スイカは1個、千円前後はする豪華食材です。気合を入れてやりましょう!と気合は十分でしたが、色々調べるとすいかは育てるのは難しいらしい…
『スイカの栽培方法・育て方法』の材料リスト
材料など | 容量・価格など |
---|---|
大玉スイカの苗 | 150円 |
でんすけスイカの苗 | 350円 |
5月上旬
まずは、土づくりです。適当に耕します。
消石灰を1㎡あたり200g程度まいて耕します(土と混ぜます)。
(消石灰は念の為にまく。phが気になるのであれば、ph測定キットを使用し
栽培植物の適正phに調整します。今回はあまり気にしません。)
消石灰散布一週間後、肥料をまいて耕します(土と混ぜます)。
(家庭菜園であれば、消石灰・肥料散布・苗植え同日施行で良いと思います。)
肥料散布1週間後、マルチ (黒いビニール)を張りました。
(マルチは地温を上げたり、雑草の成長を抑えたりと様々な効果があります。)
5月上旬
今回採用したのは、大玉スイカの苗二つと黒皮スイカの苗一つ。
黒皮スイカの苗は、やや高く350円前後でした。
早速、畑に植え大目の水を撒きました。
b>オルトランDXと言う農薬を少しまきました。
(最初は、他の植物で無農薬を試みましたが、かなり難しいです。
現在は、最低限の農薬を使用することにしています。)
黒皮スイカの最高級『でんすけスイカ』は販売店で買えば、一個5000円は超える代物です。農家のプロが作った様なスイカは出来ないと分かっていても、想像が膨らみます。
5月中旬
植えた場所が、道に面して目立つ為、『何を育ててるの?』よく質問されます。
最初は、『すいかです。』と答えていたのですが、
『ここは、寒冷地だから外で育てるのは…』とか
『この辺じゃ、育ててる人あまりいないねぇ~』との返答。
その内に『何を育ててるの?』と聞かれても、『内緒…』と…
植えてから言われても…と思ったが、せっかく植えたのに抜くわけにも行かず。続行を決意。
とりあえず、簡易ビニールハウスとしてビニールを被せました。
(通気を確保するため穴も少し開けました。)
季節的に、雨が降るので水もあげずに放置状態で良いです。
接木の場合は、根元部分からスイカではない葉っぱ、つるが延びてくる場合があります。
その場合は、カットしましょう。
枝もたくさん出てきていますが、栄養分散を防ぐ為、後々は1~3本程度に決めて枝を切ってしまいます。
元気そうな枝、花のつぼみがたくさんある枝を残して切ります。
(家庭菜園レベルであれば、この程度の判断で良いと思います。)
日差しが強い日は遮光 ネットを掛けた方が良いです。
親づるを1本(真ん中)
子づるを2本(左右に1本ずつ)
で計3本で育てています。
簡易ビニールハウスを剥がし見てみましたが、やや体調不良気味…病気か?
念のため抗菌の意味でモスピラン・トップジンMスプレーを散布しました。
寒冷地でスイカを育てるのは無理なのだろうか?
7月中旬
体調不良の大玉スイカさん体調不良も回復し、元気になりました。
スイカの葉がビニールに触れると、葉が変色するのでビニールを破いて外へ出しました。
この為、簡易ビニールハウスから飛び出しています。もはや意味が無いのか?苗帽子にすればよかった。
7月中旬
雄花を摘んで、雌花の所に持って行き受粉させました。
余り根元に近い雌花(14節ぐらい大体根元から70cmくらいを目安)には、受粉させても実にさせないようにします。
受粉後、30~40日で収穫です。後は、時が過ぎるのを待つのみです。
8月上旬
最初は、親指ぐらいだったのが、今は握りこぶしを超える大きさです。
スイカが不整にならないように、少し回します。
また、回すことによってスイカの緑色が色ムラなくきれいなスイカになります。
(スイカを動かさないでいると、日光が当たらないスイカの表面は黄色っぽくなります。
また、回したり、スイカを動かしたときに傷がつくので、スイカの下にワラなどを敷くと良いです。)
定期的にアブラムシ退治を行っています。
左は黒皮スイカで、右は大玉スイカです。
8月中旬
待ちに待った収穫です。
寒冷地でも立派に出来ました。
黒皮スイカは、布で拭けばピッカピッカ!黒々しています!
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