バイクを乗る上で最も大切なのは、エンジンのメンテナンスです。長年バイクに乗ると不調になる事も有ります。
アイドリングが不安定になったり、エンジン始動数分程度にカチカチと異音がする(エンジンが温まると異音が消える)。こんな時は、バルブクリアランスを調整することをお勧めします。
今回のバイクは、Benly 90sです。エンジンはha03系のエンジンですので、カブ、モンキーなども、殆ど同じです。
『バイクのバルブクリアランス調整方法』の材料リスト
材料など | 容量・価格など |
---|---|
工具 | 一式 |
シックネスゲージ | 600円 |
タペットアジャストレンチ | 1,470円 |
まずは、ギヤチェンジペダルを外します。
左クランクケースを外します。
古いバイクは色々と錆付いたりしています。そのときは新品に換えましょう。
部品番号と参考価格です。
L.クランクケース 11340-198-690 \3,600
ボルト6×28【96001-6028-00】\50 青丸部分
ボルト6×35【96001-60-35-00】\50 青矢印部分
ギヤチェンジペダル【24700-065-920】\1,400
ボルト6×25【92101-06020-0A】\30 赤矢印
フライホールを反時計回りに回します。
Tマークを合わせマークにあわせます。
タペットアジャスティングホールキャップ【12361-035-000】\215
Oリング30.8mm【91302-001-020】\155
吸気、排気で二つ有ります。
タペットアジャスティングホールキャップを外します。
また、タペットアジャスティングホールキャップを締める時、力一杯閉めると次が大変ですので、力を加減して閉めるか、トルクレンチでトルクを指定(12N/m)して締めることをお勧めします。
ロックナット、アジャストスクリューを緩めてからシックネスゲージ(HA03は、0.05mmエンジン種類によって厚さが違います)を挿入します。
シックネスゲージ(0.05mm)がかろうじて抜き取れる程度にアジャストスクリューを締めこみます。
次に、アジャストスクリューが回転しないように固定しながらロックナットを締めて固定します。吸気、排気両方のバルブを調整します。
ロックナット、タペットアジャスティング【90206-001-000】\110
アジャストスクリュー【90012-333-000】\135
ロックナットを回すと、アジャストスクリューが回転したり上手く固定できない場合は、専用工具のタペトアジャストレンチを使用することをお勧めします
Copyright (c)2010 H-QOL.com All Rights Reserved.